『野津田・上の原遺跡』研究資料 学習会(会員限定)

今回の学習会では、「野津田上の原遺跡」に関する過去の論稿を整理し、これらの論稿(複数)を読み合わせすることで「野津田上の原遺跡」の事をしっかりと勉強しました。

 

野津田・上ノ原は、過去に大々的な発掘調査がされて、

鎌倉街道上道と想定されること、

中世期の東海道も上ノ原を通ってると想定されることが報告されていることがよくわかりました。

 

今後も、この学習会を繋げていって、広げていって、素晴らしい「野津田上の原遺跡」を勉強して、皆さんに展開していきたいと思います。

 

ご興味のある方は、ご連絡ください。

 

※野津田上の原遺跡名称は、地名は「野津田上ノ原」 遺跡は「野津田上の原遺跡」になります。


 

野津田上ノ原発掘現場見学会

(平成4年2月16日) 

古代から鎌倉・戦国~江戸時代の貴重な街道が今も街中や野山に遺されていることが 考古学的調査や歴史地理学的な実地に立った 歴史探求から、次々に明らかになってきています。

 

特に町田市内の七国山や野津田地区には、源頼朝や鎌倉時代の北条氏の時代に完成させられていった「鎌倉街道の最重要路・上道(かみのみち)」 や支線的な軍道、古代国道(古代東海道や奥州古街道ほか)の道路遺構や推定・古代駅家跡、また中世の馬牧や砦跡・関所跡・古戦場、近世の徳川家康 の道など貴重な歴史古街道群が、その歴史環境ごと遺された貴重なエリアなのです。 これらが往時のまま地中や地表に良好な遺存状態で、集中して見られることは、 正に奇跡的なことであり、他地域には見られない 特筆すべき事実です。

 

■指導: 宮田太郎氏 (当会 運営委員長)

■対象: 当会の会員を中心に20名

■資料: 過去に発行された複数の論稿をテキスト 

■日時:2022年7月30日(土)  9:30~11:30

■場所:せりがや会館(町田市原町田4丁目24-6)

    3階 ボランティアサロン大会議室