<運営委員長 宮田太郎メッセージ>
身近な歴史の存在に感動!
地域の歴史を物語る 古道や遺跡などを大切にしています。
皆様も様々な楽しい 活動に
ご参加なさいませんか
東京都と神奈川県にまたがる「多摩丘陵」には、古代から東国と京の都を結んだ重要な「歴史古街道群」が今も残る里山風景の中に奇跡的に遺されていることが近年明らかになってきました。 町田市には、古代の官道や鎌倉幕府時代に『いざ鎌倉!』の合言葉とともに坂東武者が走り抜けた、いわゆる鎌倉街道という重要な道路が通っていました。 府中や多摩、小野路、野津田方面から続く「鎌倉街道・上道(かみのみち、かみつみち)」や高尾や相原方面から続く「鎌倉街道・山ノ道」の二つが市の中心部に合わさり「原町田宿」の原型が形成され、今では多摩地区で有数の大商業地に発展しています。 さらに明治時代の横浜へ生糸を運ぶ「絹の道」も、その多くの部分がかつての鎌倉への道と重なっています。 今も当時のままで貴重な歴史環境を遺し伝えている野津田や小野路の鎌倉古道を見直し、後世に伝えていきたいと古道を実際に歩いています。観光資源としても大切に守っていくための当会の活動をご支援くださいますようお願い致します。
「鎌倉古道・歴史遺産の会」 運営委員長 古街道研究家 宮田 太郎